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この記事のポイント
- 2回目以降も手数料は一律10%で、使うほど安くなるしくみではない
- 一度に申請できる金額は「買取上限額」で決まり、期限内の支払いや利用実績で上がることがある
- 続けて使う前に、前回と今回で「足りない理由」が同じかどうかを確かめる
一度ラボルを使って「思ったより簡単だった」と感じた方は、次に資金が足りなくなったとき、また使おうか迷うと思います。私自身が使ったのは、外注費の支払いが重なった月の一度だけです。だからこそ、2回目を考えるときに何を確かめればいいかを、公式の情報で整理しておきたいと思いました。
この記事では、2回目以降に使う前に知っておきたいしくみと、続けて使うかどうかの見きわめ方をまとめます。しくみの部分は、ラボル公式サイトのよくある質問で確認できた内容をもとにしています。
2回目以降で変わること・変わらないこと
まず、1回目と2回目以降で何が違うのかを整理しておきます。
| 項目 | 2回目以降 |
|---|---|
| 手数料 | 変わらない。買取額の一律10% |
| 審査 | 毎回ある。請求書は1枚ごとに審査される |
| 一度に申請できる金額 | 期限内の支払いや利用実績によって、上がることがある |
| 追加で出す書類 | 前に買い取ってもらった請求書について、取引先からの入金履歴を求められることがある |
いちばん大事なのは、何回使っても手数料率は下がらないということです。「慣れてきたから」「前回うまくいったから」という理由で使う回数が増えると、そのぶん売上の10%を払い続けることになります。
買取上限額と申請可能額のしくみ
ラボルには、ひとりひとりに決まった「買取上限額」があります。公式の説明をもとに、似た言葉を整理するとこうなります。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 買取上限額 | 一度に申請できる最大の金額。登録内容や利用状況をもとに、ラボルが決める |
| 申請可能額 | いま申請できる金額。買取上限額から、まだ精算が終わっていない買取分を引いたもの |
たとえば買取上限額が30万円で、前回の20万円分の精算がまだ終わっていなければ、いま申請できるのは残りの10万円分ということになります。
申請可能額はいつ戻る?
公式の案内では、ラボルへの振込があった翌営業日中に申請可能額が回復するとされています。ただし、申込みをした人と違う名義の口座から振り込むと、確認に時間がかかり、回復が遅れることがあるそうです。振込は自分の名義の口座から行うようにしましょう。
上限額が上がる条件
公式のよくある質問では、次のような場合に、次回以降の買取上限額が引き上げられる可能性があるとされています。
- ラボルへの支払いを期限内に済ませた
- 一定の利用実績がある
- 「増額タスク」(アンケートの回答や、確定申告書・通帳などの追加書類の提出)を行った
増額タスクは、取引を一度以上、期限内の入金まで終えている人が使える機能です。ただし、上限額が変わるかどうかは人によって違い、必ず上がるわけではありません。
「上限額を上げること」を目標にしない
上限額が上がると、いざというときに使える金額は増えます。ただ、上限額を上げるために使う回数を増やすのは本末転倒です。上限額は「必要になったときの余裕」くらいに考えておくのがちょうどいいと思います。
2回目を使う前に確かめたい3つのこと
1. 前回の精算はきちんと終わっているか
ラボルへの支払い期限は、請求書の支払期日の3日後です(土日祝日やラボルの休業日なら翌営業日)。取引先から入金があったら、その分をラボルへ振り込みます。前回の精算が終わっていないと申請可能額も戻らないので、まずはここを確認しましょう。入金から送金までの管理のしかたは「ラボル利用後の支払い忘れを防ぐ管理術」にまとめています。
2. 前回の入金履歴を出せるか
2回目以降の申請では、前に買い取ってもらった請求書について、取引先から実際に入金があったことがわかる履歴(取引先の名前・入金日・金額がわかるもの)を求められることがあります。通帳のページやネットバンキングの明細を、すぐに出せるようにしておくと手続きが止まりにくくなります。
3. 今回の請求書は「入金日が近すぎない」か
入金日まであと数日しかない請求書を現金化しても、払う手数料は同じ10%です。数日待てるなら、支払先に少しだけ待ってもらえないか相談するほうが負担は小さくなります。手数料の重さは手数料の計算ツールで、日数を入れて確かめてみてください。
続けて使うかどうかの見きわめ方
2回目を使うかどうか迷ったときは、「前回足りなくなった理由」と「今回足りない理由」を並べてみるのがおすすめです。
| 足りない理由の例 | 種類 | 考え方 |
|---|---|---|
| 外注費の支払いが一時的に重なった | 一時的 | ラボルで乗り切る価値がある |
| 大きな案件で、材料費などを先に払う必要がある | 一時的 | 入金の見込みがはっきりしていれば使いやすい |
| 毎月、固定費の支払いに間に合わない | くり返し | 入金と支払いのずれそのものを直す必要がある |
| そもそも利益が少なく、手元にお金が残らない | くり返し | 単価や経費を見直さないと、手数料のぶん苦しくなる |
前回も今回も「一時的な理由」なら、ラボルはその場をつなぐ手段として役に立ちます。一方で、同じ理由が毎月のようにくり返されているなら、使う前に立ち止まったほうがいいサインです。今月の請求書を現金化すると、来月に入るはずのお金を先に使うことになり、来月もまた足りなくなりやすいからです。
くり返しの理由だったときの見直し先
- 入金までの期間が長い → 支払いサイトを短くする交渉
- お金の出入りが見えていない → シンプルな資金繰り表の作り方
- 利益が残らない → 手数料を払っても赤字にならない単価の考え方
よくある質問
Q. 前回の支払いが期限に遅れたら、次は使えなくなりますか?
使えるかどうかは審査で決まるため、一概には言えません。ただ、期限内の支払いが上限額を引き上げる条件のひとつとされていることを考えると、遅れは次回以降の判断で不利になると考えておくのが自然です。入金が遅れそうなときは、早めにラボルへ相談しましょう。
Q. 複数の請求書をまとめて申請できますか?
請求書は1枚ごとに審査されます。複数の請求書を使う場合は、それぞれの入金日とラボルへの支払い期限がばらばらになるので、一覧にして管理するのがおすすめです。
Q. 請求書の一部だけを申請してもいいですか?
できます。足りない金額だけを申請すれば、そのぶん手数料を抑えられます。いくら申請すればいいかは、計算ツールの「足りない金額から逆算」で確かめられます。
まとめ
ラボルは2回目以降も手数料は一律10%で、使うほどお得になるサービスではありません。一方で、期限内にきちんと精算を続けていれば、いざというときに申請できる金額が上がることもあります。
大切なのは、「なぜ今回も足りないのか」を一度言葉にしてから使うことです。一時的な理由ならラボルは心強い味方になりますし、くり返しの理由なら、お金の流れを見直すきっかけにできます。迷ったときは「ラボルを使うか迷ったときの判断フロー」もあわせて読んでみてください。
※ 本記事は2026年10月時点でラボル公式サイト(よくある質問)で確認できた情報をもとに作成しています。上限額のしくみや条件は変わることがあるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。


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