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この記事のポイント
- 所得税・消費税などの国の税金は、国税庁が案内している「国税クレジットカードお支払サイト」でカード払いできる
- 公式サイトの手数料は1万円ごとに99円(税込)。30万円なら2,970円
- INVOYでも事業用の税金は払えるが、Pay-easy対応の納付書が必要で、JCBは使えない
- カードで払うと、あとから「納税の猶予(分けて払う相談)」が使えなくなる。払えないときは、先に税務署へ相談を
3月の確定申告が終わると、所得税の支払いがやってきます。売上の入金がまだ先で、「今は手元のお金が少ないから、カードで払えたら助かるのに」と思ったことはないでしょうか。
私(マコト)は、外注費や仕入れの支払いにINVOYのカード払いを1年以上使っています。そこで気になったのが、「税金もカードで払えるの?」「INVOYと、ほかの方法はどうちがうの?」ということでした。
調べてみると、税金をカードで払う方法はいくつかあって、手数料も、使えるカードも、注意点もちがいます。この記事では、むずかしい言葉に説明をつけながら、円で比べてみます。
先にお断り
私自身は、INVOYで税金を払ったことはありません。この記事の税金の話は、国税庁とINVOYの公式ページで確認できた内容(2026年10月時点)をもとにしています。手数料や条件は変わることがあるので、使う前にかならず公式の画面で確かめてください。
そもそも、税金をカードで払うとどうなる?
カードで税金を払うと、税金そのものは期限までに納めたことになり、自分のお金が出ていくのはカードの引き落とし日になります。つまり、支払いを少し先に延ばせるわけです。
そのかわり、手数料がかかります。また、カードの利用枠(使える上限)の中でしか払えません。
ことばメモ
- 国税(こくぜい):国に納める税金。所得税・消費税・復興特別所得税など
- 地方税(ちほうぜい):都道府県や市区町村に納める税金。住民税・個人事業税など
- Pay-easy(ペイジー):税金や公共料金の納付書に「収納機関番号」「納付番号」などが書いてあり、ネットバンキングなどで払えるしくみ。納付書にPay-easyのマークがあるかで分かります
方法① 国税庁の「国税クレジットカードお支払サイト」
国の税金(国税)は、国税庁のホームページから入れる「国税クレジットカードお支払サイト」で、カード払いができます。国税庁の案内では、次のようになっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 払える税金 | 所得税・消費税など、ほとんどの国税(印紙で払う税金などは対象外) |
| 使えるカード | Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club |
| 手数料(税込) | 1万円までは99円。以後、1万円ごとに99円ずつ加算 |
| 1回で払える金額 | 1,000万円未満、かつカードの決済可能額まで(手数料を含む) |
| 領収証書 | 発行されない(必要なら金融機関や税務署の窓口で払う) |
| 取り消し | 手続きが終わると取り消せない |
手数料は「1万円ごとに99円」なので、だいたい払う金額の1%くらいと考えると分かりやすいです。
方法② INVOYのカード払い(社会保険料・税金)
INVOYは、受け取った請求書をカードで払えるサービスですが、社会保険料や税金にも対応しています。INVOYの公式FAQでは、次のように案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 個人事業主が払えるもの | 事業用の税金、事業者向けの社会保険料(従業員の分など) |
| 払えないもの | 個人の税金、国民健康保険料、国民年金保険料、介護保険料 |
| 必要なもの | Pay-easy対応の納付書(アップロードが必要) |
| 使えるカード(税金) | VISA・Mastercard(JCBは使えない) |
| 納付のタイミング | 「支払中」になってから2営業日以内。日付の指定はできない |
| 取り消し | 手続きが終わるとキャンセルできない |
INVOYの手数料は、ふだんの請求書のカード払いでは支払額の3%(1万円未満は300円)です。税金の場合も、手数料を含めた金額は申込みの確認画面に出ると案内されているので、そこで確かめてから確定しましょう。
また、個人事業主の場合、どの税金が「事業用の税金」にあたるのかは、自分では判断しにくいところです。使う前にINVOYのサポートに確認しておくと安心です。
私のカードはJCBなので…
私がINVOYで使っているのは、INVOYカードと山陰合同銀行のカードで、どちらもJCBです。INVOYの税金のカード払いはJCBが使えないので、私が税金を払うなら、INVOYではなくほかの方法になります。カードのブランドは先に確かめておきましょう。
30万円を払うと、手数料はいくら?
ここで、数字で比べてみます。所得税を30万円払う場合です。
- 国税クレジットカードお支払サイトの場合30万円は「1万円」が30こ分。99円 × 30 = 2,970円。
- 手数料3%で計算した場合(INVOYのふだんのカード払いと同じ率だったら)30万円 × 3% = 9,000円。※税金の場合の実際の手数料は、INVOYの申込画面で確認してください。
| 払う税金 | 公式サイト(1万円ごとに99円) | 3%の場合 |
|---|---|---|
| 5万円 | 495円 | 1,500円 |
| 10万円 | 990円 | 3,000円 |
| 30万円 | 2,970円 | 9,000円 |
| 50万円 | 4,950円 | 15,000円 |
国の税金を払うだけなら、公式サイトのほうが手数料はかなり安いことが分かります。しかもJCBも使えます。
いっぽうでINVOYは、外注費・仕入れ・家賃など、税金以外の請求書もまとめて同じ画面で払えるのが強みです。税金は公式サイト、外注費や仕入れはINVOY、と使い分けるのが現実的だと思います。
住民税や国民健康保険は?
住民税などの地方税も、自治体によってはクレジットカードやスマホ決済で払えるようになっています。手数料や使える方法は、自治体や払うサイトによってちがうので、届いた納付書や市区町村のホームページで確かめてください。
国民健康保険料と国民年金保険料は、INVOYでは払えません。国民年金は、日本年金機構の手続きでクレジットカード払いにできる方法があります。国民健康保険は市区町村ごとに払い方がちがいます。
カードで払う前に、かならず知っておきたいこと
カードで払うと「納税の猶予」が使えなくなる
国税庁の案内では、クレジットカードで納付が終わった税金については、あとから納税の猶予(分けて払うなどの相談)を受けることはできないとされています。「どうしても払えない」ときは、カードで無理に払う前に、まず税務署に相談するほうが安全な場合があります。くわしくは個人事業主の税金、まずはこれだけの「払えないときは」のところで説明しています。
- 延ばした支払いは、なくなったわけではない:カードの引き落とし日にはかならず払う必要があります。引き落としまでにお金が入ってくる見込みを立ててから使いましょう
- 利用枠に注意:税金で枠を使い切ると、仕入れなどほかの支払いにカードを使えなくなります
- 取り消しはできない:金額や納付書の番号は、確定する前にもう一度見直します
- 領収証書は出ない:完了画面やメールを保存しておきます
まとめ:税金は公式、請求書はINVOY
| こんなとき | 向いている方法 |
|---|---|
| 所得税・消費税などの国税をカードで払いたい | 国税クレジットカードお支払サイト(手数料1万円ごとに99円、JCBも可) |
| 外注費・仕入れ・家賃などの請求書を、カードで先延ばししたい | INVOYのカード払い(手数料3%) |
| そもそも税金が払えそうにない | カードの前に、税務署や市区町村の窓口へ相談 |
私はINVOYを「外注費・仕入れを先延ばしする道具」として使っていて、手数料3%は安いと感じています。でも、税金だけを払うなら、公式サイトのほうが手数料はずっと安く済みます。何を払うかで、道具を使い分けるのがいちばん損をしない方法だと思います。
INVOYで外注費を払ったときの帳簿のつけ方はINVOYで払った外注費、帳簿にはどう書く?にまとめています。
自分の数字で、税金と手取りを計算してみる
売上と経費を入れるだけで、所得税・住民税・個人事業税・国民健康保険・国民年金と、手取り・毎月取り分けておきたい金額の目安がわかります。家族の扶養や、住んでいる地域の国保にも対応しています。
参考・公式情報
※ 本記事の手数料・条件は、2026年10月時点で国税庁とINVOY公式のよくある質問で確認できた内容です。運営者はINVOYで税金を払ったことはありません。手数料や対象は変わることがあるため、使う前にかならず公式の画面でご確認ください。税金の払い方の判断は、税務署・税理士などの専門家にご相談ください。


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